2024/02/02 00:15


履歴書は、通常1枚の用紙となっており、入社試験の応募には必ず提出を求められる書類です。自筆でていねいに、正確に書くことが大切です。ご自分の記録をよく確かめ、何回も練習を重ねてから清書して下さい。

① 履歴書の書きかた・・・・・・・・・・ポイントは文字と写真

●鉛筆以外の黒の筆記具でていねいに記入しましょう。各項目の記入上の注意事項を参照してください。 
●記入の際、B程度の鉛筆でうすく罫線をひき、それにそって書くときれいにそろいます。インクが完全に乾いてから、消しゴムで消します。

<記入事項> 
①日付 ②氏名  ③性別 ④写真  ⑤生年月日  ⑥現住所 ⑦連絡先 ⑧学歴・職歴・賞罰

履歴書を記入する際の注意事項
1. 日付は、クラス担任の先生・就職指導部の指示にしたがって記入します。年は、年号にて記入します。
2. 苗字と名前は、バランスよく左右に書き分けます。文字の中心をそろえるようにして、高さが凸凹しないようにします。氏名は、戸籍名を記入します。ふりがなはひらがなを用い、漢字の真上に書きます。かなの名前には必要ありません。
3. 性別は、見本のように、ていねいにかこみます。
4. 写真は、3か月以内にスタジオで撮影した証明書用のものを用いましょう。上半身正面向き、無帽の姿勢で撮影します。写真のウラには、クラス名、氏名、などを記入しておきます。ボールペンで強く記入すると、跡がつきますから注意してください。髪型、服装などは、清潔感があるものにしましょう。額に髪がかかりすぎると、暗い感じを与えます。また、企業説明会・会社訪問・入社試験の時など、この写真とかわらないように気をつけてください。写真は予備を4・5枚保管しておきましょう。
5. 満年齢は、上欄の日付現在で記入します。
6. 現住所は、都道府県名から書きましょう。数字・丁目・番・号以外は、かなをふってください。会社が連絡するときはここへ通知をします。番地やアパート名など、細かいところまできちんと書きましょう。
7. 連絡先欄は、夏休みなどで郷里に長期滞在する場合にそなえて記入します。現住所と同じ場合は、書く必要はありません。 
8. 転校している場合も記入し、学歴に空白が生じないようにします。職歴には、アルバイトやパートを含みません。賞は、人命救助、犯人逮捕、火災通報等の善行による表彰で、社会的に評価されたもの、罰は犯罰として確定したものに限ります。年・月はタテにそろえます。

② 免許及び資格と自己紹介欄の書きかた・・・・・・合否に大きく影響する

●自分を会社にアピールする重要な欄です。書きかたひとつで、人事担当者の印象も大きくかわります。
●面接では、記入した内容について質問されることが多いので、記入したことはチェックしておく必要があります。
●特に、志望の動機の欄は、人事担当者が注目するところです。自分の考えにもとづいて書いてください。

<記入事項>
①免許・資格
②志望の動機
③得意な科目
④私の長所・特徴
⑤趣味・特技
⑥クラブ活動(高校時代も含む)
⑦特に強調したい事柄

◆提出前のチェックポイント◆
書類不備をなくすため、提出前に、記入れ・誤字・脱字がないかどうか、もう1度チェックしましょう。

記入する際の注意事項
1. 免許・資格は、正式名称で、取得順に記入します。認定試験実施の主催者の別(経済産業省、日本商工会議所、全国経理学校協会、など)も記入してください。取得資格が多くて書ききれない場合は、上位級だけにします。
2. 得意な科目は必ず記入します。
3. 企業の人事担当者がもっとも注目するところは、志望の動機欄です。力を入れて書いてください。いきなり清書するのではなく、スペースに合わせて下書きしましょう。この欄に記入したことは、面接試験の時、くわしく質問されます。美辞麗句を並べても意味がありません。信念にもとづいた、自分の考えを書きましょう。